概要
何か相手に対してしてしまった非礼に対するお詫び。
お詫びの言葉は三段階あり、
用途に応じて使う。
御詫び < 陳謝 < 深謝
水引なし、のしなしの通称白のしのほうが良い。
深謝
読み方
しん-しゃ
用途
相手に対して重大な非礼を働いてしまい、
謝罪をする際に使う。
三段階あるうちの一番上。
そのため、
水引なし、のしなしの
お祝い事ではない、
お見舞いなどと同じ謹んだ贈り物の扱いになる。
特記事項
この場合は謝罪に行くのが目的なので、
現金をこの掛け紙(のし袋)で用意してはいけない。
お金でさっさと片づけたいと思っていると思われてしまう。
深謝ともなると、
簡単にできるものでもなく、
どのような被害を与えるに至ったかを、
迅速に正確に把握したうえで、
それを詫びる必要がある。
できることなら、
すぐにお詫びに伺い、
その後にすべて把握したうえで深謝を、
総責任者がしにいくのが良いと思われる。
贈る物は、
シンプルなお菓子などがよい。
以前、
百貨店の食品部長に言われたのは、
「お詫びのお菓子は、
小さくて重くてシンプルな包装の箱が良い。
軽くてかさばるせんべいとかは向かない。」
と言われた。だからとらやの羊羹が使われるのだと。
予算としては3500円~1万円位。
ちなみに「薄謝」は薄い謝礼の意味なので、
お詫びには使えない。