概要
一般的には何かに対して頑張っている人に向けて、
差し入れやお見舞いに使う。
紅白水引5本、のしあり、花結び(蝶結び)
御見舞とは掛け紙が異なるので注意。
「御見舞」は、
意味が違うので、
水引なし、のしなしでよい。
陣中御見舞
読み方
じん-ちゅう-お-み-まい
用途
何かに対して頑張る方へ贈る。
公演に出演または制作をする方、
展覧会へ出品する方、
選挙に立候補した方など。
特記事項
公演・展覧会・選挙が始まる直前か行われている最中に贈る。
陣中が陣の中にいる状態、
つまり戦の現地本部が機能している最中の中ということなので、
終わってからでは陣中とは言わない。
また、終わってから差し入れをされても、
貰った側も困る。
間に合わなかった場合は、
陣中御見舞ではなく、
「心ばかり」「粗品」といった当たり障りのないものか、
公演が成功したことを「御祝」とする。
ただし、何をもって成功とするかが、
当事者しかわからない可能性もあるので、
「御祝」はあまりおすすめできない。
選挙や受験の場合は、
「御当選祈願」「合格祈願」としても良い。
この場合普段は避けられる、
4文字にしても死と全く関係ないので構わないが、
「滑る」「落ちる」「外れる」「逃す」「敗れる」「散る」
といった忌み言葉を渡す際に使わないように注意。
こちらの場合は間に合わなかった場合は、
「御祝」「御当選御祝」「祝当選」「合格祝」「祝合格」とする。
落ちた場合は贈らない方がよい。
選挙の場合の陣中御見舞は、
公職選挙法にも十分気を付けないと、
相手方に多大な迷惑をかけることになるので注意。
お茶菓子は認められるものの、
弁当や飲み物は認められない。
ただ、150万円までの寄付は認められる。
事後の「当選祝」は、
飲食物が認められるが、
現金有価証券(金券)が認められなくなるので、
分からない場合は花などが無難。
見本