二百十日、二百二十日は雑節です。
雑節とは二十四節気、七十二候で説明しきれない、
季節の移り変わりを表す暦日です。
今回はそのうちの二百二十日を見ていきましょう。
いつから見ての日?~二百二十日
2020年~2022年の二百十日は?
- 2020年(令和2年) 9月10日木曜日
- 2021年(令和3年) 9月10日金曜日
- 2022年(令和4年) 9月11日日曜日
- 2023年(令和5年) 9月11日月曜日
毎年同じようですが微妙に日にちは入れ替わります。
今年は9月10日月曜日です。
おおよそ日は9月11日で閏年であれば9月10日なのですが、
近年は2年続けて9月10日と9月11日を繰り返しています。
立春を起算日(1日目)として220日目が二百二十日なのは、
二百十日と同じです。
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二百十日と二百二十日の二百十日は?
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二百十日ありき?
名前と役割が同じようなことから、
二百十日ばかり目立ち、
二百二十日は目立ちません。
どちらも台風襲来特異日とされていますが、
中にはあるでしょうが、
二百十日のところで述べたように、
風祭りが行われるのはどちらかというと、
二百十日の時期です。
色々調べたのですが、
二百二十日特有の記述というものは、
見つかりませんでした。
おそらく、
二百十日とともに二百二十日は経験上で、
厄日とされたのでしょう。
風祭りも二百十日だけを対象にしたものではなく、
その二百二十日に向けても対象としているのだと推測されます。
また、全く二百十日、二百二十日と関係ない日に風祭りを行うところもあります。
風の神として有名な、
奈良県の龍田大社です。
龍田大社の風祭りは風鎮大祭といいますが、
毎年7月第1日曜日に行われます。
非常に盛大な祭りで、
大祭の1週間前から神事が行われます。
要するに
- 二百二十日も雑節の一つ
- 雑節の中でも厄日と言われている
- 台風襲来特異日とも言われている
- と、二百十日とほぼ内容は同じ
- 二百十日と違うところは特にない
- でも気を付けるに越したことは無い
- 2019年に千葉で被害をもたらした台風19号は二百二十日の被害
どちらかというと、
9月中旬から下旬にかけての方が、
台風は日本列島に近づきますので、
用心したいですね。
台風が近づいたら、
おうちでインターネット。
早い回線の方がストレスフリーですね。