概要
何か相手に対してしてしまった無礼に対するお詫び。
お詫びの言葉は三段階あり、
用途に応じて使う。
御詫び ＜ 陳謝 ＜ 深謝
紅白５本水引、のしあり、花結びよりも、
謹んだ贈り物のような扱いの、
水引なし、のしなしの通称白のしのほうが良い。
掛け紙選びは慎重にすべき。
陳謝
読み方
ちん-しゃ
用途
相手に対して多大な無礼を働いてしまい、
謝罪をする際に使う。
三段階あるうちの真ん中。
そのため、
水引なし、のしなしの
お祝い事ではない、
お見舞いなどと同じ謹んだ贈り物の扱いになる。
特記事項
この場合は謝罪に行くのが目的なので、
現金をこの掛け紙（のし袋）で用意してはいけない。
お金でさっさと片づけたいと思っていると思われてしまう。
紅白水引５本、のしあり、花結び（蝶結び）では、
いけないわけではないが、
水引なし、のしなしの通称白のしにしたほうが良い。
状況に応じて掛け紙（のし紙）を変えるべき。
状況に応じて表書きを変える。
大したことでないのに「深謝」にすると、
バカにしていると思われるので、
重い言葉にすればよいというわけではない。
贈る物は、
シンプルなお菓子などがよい。
あくまで謝罪に行くのがメインなので、
あまりにも高いと物で解決しようとしていると思われ、
あまりにも安いと軽く考えていると思われてしまうので、
品物選びは慎重に。
予算としては２５００円～５０００円位。
以前、
百貨店の食品部長に言われたのは、
「お詫びのお菓子は、
小さくて重くてシンプルな包装の箱が良い。
軽くてかさばるせんべいとかは向かない。」
と言われた。だからとらやの羊羹が使われるのだと。
お詫びは、
発覚したその日のうちか、
翌日までにはすべき。
なのであまり通販で用意するのには向かない。
ちなみに「薄謝」は薄い謝礼の意味なので、
お詫びには使えない。
見本
お詫びに行くと身体に力が入るので、
凝りますそんなときもみほぐしてもらいましょう。