概要
9月第三月曜日は敬老の日である。
2002年(平成14年)までは9月15日であった。
2001年に成立した祝日法改正、
いわゆるハッピーマンデー法により、
成人の日、敬老の日、体育の日、(のちに海の日)が、
第2または第3月曜日になり、
年により変動されることになった。
米寿(88歳)のお祝いや敬老の日のプレゼントなどに使われる。
祝米寿
読み方
しゅく-べいーじゅ
べいじゅをしゅくす
用途
米寿のお祝いや敬老の日のプレゼントの掛け紙(のし紙)の、
表書きにする。
特記事項
米寿とは数えで88歳のことである。
満年齢なら87歳である。
米という字を分解すると、
「八」と「十」と「八」になるため。
八が末広がりなことから、
八が二つ重なる=非常におめでたいということになった。
古希や喜寿の由来は古代中国であるが、
米寿は江戸時代から明治にかけての日本であるという。
長寿とその家の繁栄を喜ぶ祝宴が催され、
お持たせとして、
枡などに持った穀物を平らにならすために使う斗掻や、
火吹き竹を用意したりした。
また、沖縄では、
「トーカチユーエー」と呼び、
盛大にお祝いをする。
85歳も「トゥシビー」の年齢としてお祝いをする。
どちらかまたは、両方お祝いをし、
斗掻を参加者に配る風習が残っている。
ちなみに「トゥシビー」は生まれた年の干支が、
一巡して戻ってきた際の厄除けをする目的がある。
米寿のお祝いは、
黄色(金色)のものを送ったり、
身につけたりする。
黄色(金色)なのは稲穂をイメージしている。